月刊ニヒリスト

ニヒリストが日々あったことを綴るブログです。

東京滞在Ⅰ

東京へ行ってきた。16日の昼過ぎに新神戸から新幹線に乗り、夕方くらいに東京駅に着いた。その日の予定を何も考えてなかったから、とりあえずグーグルマップで東京駅付近に何があるか検索した。皇居と神保町の古本屋街があることが分かり、皇居の中を通り抜けて古本屋街に行くことに決めた。東京駅から歩いてすぐに皇居は閉まっていることが分かった。皇居の周りの池が風を涼しくしてくれたおかげであまり暑さを感じなかった。皇居の周りにたくさんのランナーが走っているのもこの清涼効果が目当てなのだろうと考えた。 

神保町の古本屋もほぼ閉まっていた。一軒だけ開いている店を見つけ、そこで何冊かのを立ち読みし、店を出た。出てすぐ左にロシア料理店があり、最近、「罪と罰」を読んだことをきっかけにロシアに興味あったので、特におなかがすいているわけではなかったけれども、入ってみることにした。ボルシチピロシキを注文した。しかし、到着した料理が注文したものと違い、なんかハヤシライス風の料理だった。「なんだっていいや」と思い、写メを撮って食べようとしたら店員に止められ、注文した料理は何か聞かれたので「ボルシチ」と答えたらボルシチが出てきた。ボルシチは何回か食べたことあったけれども、この店で出てきたボルシチは本当においしかった。今まで食べたボルシチの中で一番のボルシチだった。使っている素材が新鮮なことはもちろんだが、上に乗っているヨーグルトのまろやかさがトマトベースのスープの酸味と絶妙にマッチしてこの上なく極上だった。ピロシキも日本のパン屋で売っているようなニンニクの味を効かせた、肉まん風のしつこい味ではなく、パン生地の素材を最大限生かした素朴な味で、僕の中のピロシキのイメージを覆された。今度、東京滞在するときもぜひ行きたい。というか、ロシア行きたい。

 

しかしロシア料理って見た目、貧相だよなあ。

 

間違えて出てきた料理

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最高においしかったボルシチ

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ロシア料理店を後にして、今回の東京滞在中泊めてもらう予定の叔母の家にお邪魔した。歓迎にメロンなどをご馳走になって、その日はそのまま眠った。。