月刊ニヒリスト

ニヒリストが日々あったことを綴るブログです。

面接に受かった。今日から仕事。

先週受けた五件の面接のうち一件が受かって今日からその会社で働くことになった。失業手当を貰いながら職業訓練を受けるコースも魅力的ではあったが、次の職が見つかる見込みがどれだけあるか分からない状態で勉強に身が入るか疑問だったので、まあ、良かったと思っている。仕事の内容はエロサイトの更新とサイト内の記事作成。勤務地は大阪で片道一時間半ほどかかるので、ニ三か月給料をもらったら大阪に引っ越そうと思っている。当面の目標としてはウェブ制作の仕事で培った技術を趣味のサイト作りに反映し、収益化できるようにすること。将来的にはサイトの収益と友達に誘われた古本屋の利益であまり働かずに生きるのが目標。
けど、働かないで何をするか、何もしないにしても何をするかが問題になることが一か月の無職生活であらためて浮き彫りとなったので、ちゃんといろいろ考えた方がいいかもしれないと思った。


読書だけで一生生きていられるとか、映画を見続けるだけで一生時間をつぶせるとか思っていたけど、なんかソクラテスの言う実践知というか自分の生活を通して得られる知識があって、それをもとに本を読んだりしているところがあるので、なんかそのへんの理論と実践の循環をうまく回さないとちゃんと生きていけない感がしてきた。だからと言って、働くのは好きではないから、その実践の部分を労働ではない別の事柄で埋めていけたらと思うけど、義務感がないと何もしないというのも分かってきたので、難しいところ。Youtuberの謳い文句の通りに「好きなことをして生きていきたい」けど、「好きなことでもしなくてよかったらしない」ことが分かった。しないということはそれは好きではないのだ、と言われたことあるが、何かをしたからそれは好きなのか、好きなことだからしたのか、卵が先か鶏が先か議論になる。某ブラック居酒屋を経営する渡辺美紀氏と村上龍氏の次の会話を思い出す。渡辺美紀氏の「諦めるからできないんだ。諦めなければできないことなんてない」という発言に対し、村上龍が「いや、できないから諦めるんですよね?」と言っていた。例えが適切なのか、こんがらがってきたところで、終わり。また書く。