月刊ニヒリスト

ニヒリストが日々あったことを綴るブログです。

狭いキッチンの憂い

一人暮らしを始めて思っているのだが、自炊が本当にめんどくさい。
食費が浮くし、料理自体は嫌いじゃないから時間があれば料理したいのだが、いかんせん食事の用意と食器洗いに時間を取られすぎて料理をしたらそれだけで帰宅後の時間をほとんど取られてしまう。

 単に僕の容量が悪いのかもしれないが、キッチンが狭いのも原因だと思う。僕のアパートのキッチンは人がひとり立てるくらいの広さしかなく、あらゆる意味で料理に向いていない。もうキッチン自体が料理をすることを拒否しているかのようである。使ったばかりのお玉やフライ返しはもう基本的に床に落ちることが決定している。なぜならそれらを置くスペースは電気調理器の横しかなく、そこは非常に狭い上に、まな板を敷くときや菜箸を取るときなどに必ず服や腕に当たるからである。床に落ちるたびに床を拭いて、さらにお玉やフライ返しも洗ってと、僕は料理をしたいのか、それとも床を汚して掃除したいのか分からなくなるほどである。

 

この料理が困難なスペースで料理することは、はっきり言ってかなりのストレスで、外食すればどれだけ楽になるだろうと、いつも帰宅途中の電車の乗り換えの際などに考えてしまう。まあ、金欠により、たいていは自制が効いて、外食せずに帰宅することが多いが。

キッチンが狭いアパートに住んでいる人の宿命かもしれないが、うちの洗い場も相当狭く、毎日皿洗いをするのが苦痛になって、二日に一回、溜まった皿を風呂場の浴槽に持っていって、皿洗いしているのだが(もちろん食べ残しや食べかすは洗い場で処理をしている)、風呂場と食器置き場のあるキッチンの往復が面倒である。まあ、そこまで面倒なのは怠惰すぎると言えばそうなのだが、風呂場も狭いため、洗った皿を置くスペースがなく、ある程度洗えたなと思ったらスポンジを置いて、簡単に水切りをして食器棚に食器を戻しに行く作業が単純にめんどくさい。食器洗い機があればどれだけ楽だろうといつも思うが、残念ながら食器洗い機を置くスペースがないのだ。逆説的だが、食器洗器を置くスペースがあれば食器洗いも苦ではないと思う。一時期、ベランダに食器洗い機を置くことを妄想したが、外に置ける食器洗い機が僕の知る限りなく、諦めた。誰かベランダに置ける食器洗い機を開発してほしい。頼む!買える値段だったら買うから。

以上です。