月刊ニヒリスト

ニヒリストが日々あったことを綴るブログです。

西成に一週間住んだ感想

正直、まだ一週間しか住んでいないのと、平日は職場とウィークリーマンションの往復で回りをそんなに探索していないのとでたいして知らないのだが、そんなに危険で暴力的な人がたくさん住んでいるというより、お金がなくて働いてもいない生活保護を貰っている年寄りがたくさんいるという印象。だから積極的には襲ってこないけど、隙あらば何か盗まれる、という感じなんじゃないかと思っている。まあ、麻薬の売人がうちのマンションの前に立っているから危険ではないと言うと嘘になるのだが。

いちおうそれなりの上昇志向を持ってIT業界に飛び込んだから、街中いたる所に、「生活保護相談」の看板が立っていて、かつ路上生活をしている人、働いていない人しかいない環境はちょっと萎えさせるものがある。隙あらば「おれも働くのやめて生活保護にダイブしようかな」という思考がよぎってくる。でもかなりきれいに「浄化された」天王寺や難波がすぐ近くにある点、土地勘ないけど、ほかにもいろんなところへアクセスしやすい点は非常にいい。一歩外を出れば、気を引き締めなければならないのはしんどいが。

あと、周りの飲食店がどれも安いけど、どれもまずそう。休日にどこか行こうとグーグルマップでざっと検索したけど、まずそうだったらやめた(ついでに言うと、スーパー玉手という西成では有名な激安スーパーがあるのだが、そこの総菜も壮絶にまずそう)。通天閣が歩いてすぐだから行ってみたが、串カツ屋とたこ焼き屋しかなかった。だから西成の飲食は僕の視点では完全にだめだった(確かにこれはイメージで言っている。でも食はイメージ大事だと思う)。

泥棒市は僕が見た限り、もうやっていない。リサイクルショップの露店にたまに盗まれたっぽい眼鏡が置いてたりするけど、youtubeにあるような大々的な泥棒市はもうやってないらしい。残念。まあ、自分も盗まれたくないから良かったともいえるが。

以上が西成に一週間住んでみた印象でした。せっかく住んでいるんだからもっと闇の部分も知りたいですね。

 

※早朝に(朝六時から七時くらい)に歩いたら泥棒市やっていた。盗まれた眼鏡とかスーツケースとかエロDVDとか並んでいた。すぐに撤退できるように手押し車を隣に置いて、商品は広げたブルーシートに並べていた。以上、ご報告まで。