月刊ニヒリスト

ニヒリストが日々あったことを綴るブログです。

『デイズ・ゴーン』と『龍が如く7』の感想

ゲーム三昧の日々を送っている。一昨日くらいに龍が如く7を80時間くらいでクリアして、次は年始のセールで買った、「デイズ・ゴーン」をやっている。デイズ・ゴーンはラスト・オブ・アスみたいなゾンビゲームで、かなり好きだったラスアス続編が出るまでこれをやっておこうと思って買ったのだが、続編が予想以上に早く出るみたいで、買わなくても良かったかなとちょっと思った。だが、今日一日中、『デイズ・ゴーン』をやっていてけっこう面白いので後悔はない。基本はゾンビゲームで拠点を回りつつ、ソンビを殺すのだが、ゾンビがいる場所までのバイクでのツーリングが楽しい。高い場所から落ちたり、岩にぶつかったりしたら、すぐにバイクがだめになって、手押しか、高額なお金を払って修理工を呼ばなくてはならないので、すごく丁寧な運転を要求される。また?、たいていの道は高低差と急カーブの多い険しい道で、かつ至るところにゾンビがいるのであまりのんびり運転することもできない。オープンワールドの移動はダレるのが定番だが、このゲームに限ってはそれがない。移動も緊張感満載である。ただストーリーは、いまのところ、単調。

龍が如く7』は先月の自宅待機しているときに、あまりにすることがなくて、買ったゲームだ。前々からネットではよく見かけていて、職業選択が可能でダンサーになれたり、ホームレスになって空き缶拾いができたり、会社経営ができたり、ヤクザゲームという枠?に縛らなれない、自由奔放なゲームという印象で、いつかやろうと思っていた。それでまあ、一昨日クリアしたわけだが、結論から言うと、めちゃ面白かった(ストーリーはちょっと出来すぎている感があったが)。

またいつもの流れでゲームのあらすじを書くと、主人公の春日一番は元荒川組の組員で、荒川組の若頭が犯した殺人の罪を肩代わりして十八年刑務所に入れられる。罪を肩代わりした理由は、春日が荒川組の組長である、荒川真澄に非常な恩義を感じており、その組長から頼まれては断れなかったからである。
そして十八年の刑を終えて、出所した春日は組長に会いに行く。

 

ちょっと眠いので続きは次回にします。おやすみなさい。

 

 

「ナイスガイズ!」を見た。

主人公のライアンゴズリング扮する私立探偵は、老人ホームを回って、ぼけた老人を相手に高額の依頼料をせしめている。

ある日、探偵は姪の行方が分からなくなったという老婆の依頼を受ける。その老婆の姪は有名なポルノ女優で、何日か前に交通事故で死亡したのだが、老婆は遺品整理のために姪の家に行ったら、死んだはずの姪がいて、すぐさま車で走り去ったという。探偵はいつものぼけ老人の依頼だと判断し、依頼料目当てに調査に乗り出す。調査を続けていくうちに、姪は死亡する直前まであるポルノ映画の撮影を行っていたことが判明する。その映画で共演していたのがアメリアという大物政治家の娘で、そこから話は自動車産業にまつわる、政府の陰謀と複雑に絡み合っていく...

 

話が複雑で、途中で誰が誰なのか分からなくなってきたのでメモを取りながら見た。最後の「首をとっても誰かが代わりをやる」というセリフと、「このままではデトロイトが大変な目にあう」というセリフが単純なハッピーエンドにしてない感じがよかった。映画の舞台が70年代のデトロイトで、実際にその後、大変な目にあっているわけだし。

 

 面白かったです。

ナイスガイズ!(字幕版)

ナイスガイズ!(字幕版)

  • 発売日: 2017/05/15
  • メディア: Prime Video
 

 

豪華なおせち

突然の契約打ち切りにより、客先常駐の派遣会社から自宅待機を命じられた。 次の現場はもう決まっているが、今月の半ばまで自宅待機することになった。

自宅待機している間の給料は払ってくれるらしい。なぜ契約打ち切りになったかは、納期通りにプログラムを仕上げられない、技術力がないということを客先から言われたから。まあ、当たってはいる。

確かに納期通りに仕上げられなかったし、技術力もない。いちおう完成間近まで持っていったのだが、当初二週間と言われていた納期を、仕様変更がいろいろあったとはいえ、一ヶ月まで延長してもできなかった(あと一機能だけだったから、数日あればできたと思ってるんだけど)。実力不足は明白だ。

しかしそれというのも、派遣会社が僕の経歴を実際は八ヶ月ちょいしかないにもかわらず、二年に盛ったからで、派遣会社がそれをする理由は、単価を上げたい(※1)のと、現場に入れやすくしたいからだ。でも客側としては単価分のパフォーマンスをしてほしいと思うわけだから、そのしわ寄せは確実に僕のほうに来る。つまり架空の、輝かしい二年の経歴と実力の落差を埋める努力を僕は強いられるはめになる。それが今回、風船がパァーンと割れるように破綻したわけだ。

 

まあ、派遣会社も突然、契約を切られてダメージを受けているわけだが、僕の目からしたらそれは自業自得でしかない。だって、あなた達が経歴を盛れと命令して、盛った経歴で高い単価の現場に入れたんだから。ボリューム満載で新鮮な料理がたくさん詰まったおせちの宣材写真で客に高いお金を払わせて、実際届いてみたら、ほとんどすっからかんの食べかけが届いた事件が昔ありましたよね。(自分の心をえぐって逆に辛いが)あれと同じですよ、あなた達のやっていることは。

 

しかしIT業界に入って短い期間で立て続けに、偽造請負、研修費返還、経歴詐称とトリプルコンボを食らっているので、IT業界はほんとに腐っているのかもしれない。僕が腐っているという意見があるかも知れないが、健全な業界だったら腐ったものをそんな何度も入れないでしょう。

 

まあ、開き直って自宅待機を満喫しますよ。↓こういうスレ見ると心が安らぐ。

 

https://kohada.5ch.net/test/read.cgi/prog/1289192383/

 

※1.経験年数が多いほど、なぜか実力があると見做される。

街コンとは

なんの共通点もない人たちが鳥かごの中に詰め込まれて、マッチングという、何なのかよくわからないものを目指して一喜一憂する。

いや、一憂さえしないのかもしれない。なぜならたとえ、誰ともマッチングしなくても「だめだったわー、てへっ」と仲間内で慰め合えば、それで済むからだ。
その反面、マッチングしても付き合える保証はない。途中で連絡が途絶えることもあるし(今日あった)、一度会っても「街コンのときと印象が違う」という理由で疎遠になることもある。

すなわち、マッチングとは街コン業者が提供する、恋愛のための、なんの拘束力も権限もない保証書のようなものだ。
その保証書を獲得するために、男は平気で五千円を払うし、女性もその半額のお金を払う。

まあ、紙すらもらえないから保証書という例えは間違っているのかもしれないが(ただの、運営者による口頭の宣言)。

とりあえず何が言いたいかって言うと、お見合いとか結婚相談所とか昔から色々あるけど、そのカジュアル版とも言うべき街コンはそのカジュアルさゆえ、仮想通貨ばりの空虚感が伴うということです。まあ、結婚相談所とか行ったことないけど、ああいうガチめのものはダメだったときにちゃんと痛みがあるから、健全なんじゃないですか。

いや、でも、恋愛の痛みは普通の痛みと違って強烈だから、ないほうがいいかもしれん。そのため保険代として街コン代を考えてみるのはどうだろうか。。

と、ムリヤリ考えようとしたけど、普通の出会いと街コンでの出会いでそんなに精神衛生上のリスクが違うかって言われたら、まあ、赤の他人に初めて会って白黒つけられるだけだから、軽いってだけで、その分思い入れがなく、リターンも少ないわけだから、なんだかよくわからない。保険の専門家で暇な人は考えてみてください。

というか、そもそも街コンは保険商品じゃないから、考えるだけ無駄か。

 

出会いって何なのだろうか。小学校や中学校もあそこで恋愛が発生して、結婚することもあるのだろうから、街コンが提供するような「出会いの場」と考えることができる。
でも学校では「好きな異性のタイプ」を聞かれたり(←?)「告白タイム」がないから商品化されていないわけだ。なぜ、好きな異性のタイプの質問や告白タイムがないかって言うと、「学びの場」だからだ。でも学びの場でも恋愛が起きるってことは目的の混同はよく起きるってことで、人が集まれば恋愛も起きるってことで、とりあえず眠いんで寝ます。
おやすみなさい。

「Netflix アーク・エンジェル」を見た感想

Netflixの「ブラック・ミラー」という一話完結型のドラマシリーズの「アーク・エンジェル」という回をさっき見た。このシリーズは人類のために良いと思われて産み出された科学技術が思わぬ悲劇をもたらすという内容のものが多い。

この「アーク・エンジェル」もまさにそんな感じで、あらすじを書くと、過敏で心配性な母親が自分の一人娘の身の安全を保つために、娘の脳にチップを埋め込む。このチップは娘の視界をそのままタブレットに映し、なおかつ記録し、流血とか暴行シーンなどのストレス値の上がる映像は自動でモザイクを掛けてくれるという心配性の親にとっては願ったり叶ったりの優れモノだ。介護用やペット用で様々なネットワークカメラが販売されているが、その強化版と考えていい。

それで、幼少期はその「ネットワークカメラ」のおかげで娘は怪我もせず順調に育ったかに見えた。しかし徐々に問題が出始める。小学校の低学年になってもフィルターを外されていない娘の視界には小学校でよくある子ども同士の喧嘩や、吠えてくる犬などの光景はすべてモザイク越しにしか見えない。周りの同級生が普通に見ている光景を自分だけが見えないことに娘は徐々にストレスを感じ始める。それで見たことのない流血の絵を美術の時間に描いたり、尖った鉛筆で自分の指を深くまで掘ったりして、作中の母親にとっては異常な行動をとり始め、さすがに「ネットワークカメラ」の弊害を感じ始めた母親は娘の視界のフィルターを停止し、タブレットをクローゼットの奥にしまい、二度と娘の視界を見ないことを心に誓う。

それから娘は流血や暴力シーンに異常な関心を持つことは減り、割かし「正常な」生活をし始めたかに見えた。しかし母親の心配性は治らなかった。娘の帰りが少し遅いとタブレットを取り出し、娘の視界を観察してしまう。それで娘にボーイフレンドがいることを知り、そのボーイフレンドが麻薬の売買に絡んでいることも知る。憤慨した母親は娘のボーイフレンドに「全部見た。証拠もある。二度と娘に近寄るな」と警告し、娘と別れさせる。

突如としてボーイフレンドから連絡が途絶えた娘は絶望に陥り、食事も喉を通らない。ある日、授業中にめまいがして倒れた娘は初めて母親が毎朝作ってくれていた野菜ジュースに避妊薬が混ぜられていたことを知る。憤慨した娘はキッチンのゴミ箱をあさり、避妊薬の外箱を見つけ、ついでに母親のベッドの枕の下からタブレットも見つける。閲覧履歴から母親が自分の彼氏との馴れ初めからセックスシーンまでありとあらゆる場面を見ていたことを知る。寒気と同時に激しい怒りを覚えた娘は服や下着をバッグに積め込み、家を出ようとしたところで母親が帰宅。母親を問い詰め、取っ組み合いをしている最中にタブレットのフィルター機能がオンになる。怒りに身を任せ、娘は母親の顔をモザイクまみれになるまでタブレットでぶん殴る。失神した母親を尻目に娘は家をあとにする。

気がついた頃には娘は家におらず、タブレットの画面も粉々になっているため、娘がどこにいるかわからない。いくらタッチしても娘の視界が画面に現れないことで絶望に打ちひしがれる母親のシーンと、娘との楽しい思い出のシーンが交互に現れることで郷愁(?)を誘う。こんな感じで映画が終わった。

 

あらすじを簡単に述べるつもりがオチまで書いてしまった。この「ブラックミラー」シリーズは三割くらいは「けっこう面白い」から打率は高い印象。理不尽に機械の犬に追いかけ回される「メタルヘッド」やスマホのよそ見運転でアプリ制作者に問い詰める「待つ男」はなかなか面白かった。

 

でも「アークエンジェル」はテクノロジー開発の背景が、よく分かるものなのでけっこう切実度が高かった。誰だって怪我したり死んだりしやすい子供の身は心配だろう。

そして、そういう技術が生まれてしまったらなかなか人は手放しづらい。娘の脳からチップを取り外せたら話はまた変わったのだろうが、取り外せない仕様だったため、問題があった。でも容易に取り外せる仕様だったら...?と、近い将来、いかにも出てきそうな技術だなと思った。

同一労働同一賃金について

同一労働同一賃金ってアルバイトと同じような単純作業している正社員をアルバイトの待遇にするってことか(※1)。ってことは、天国と地獄があったとして、地獄側の面積を広くするみたいなことなのかな。確かに同じ仕事しているのに、違う給料っていう差別はなくなるのは良いことだな。。最近、最低賃金が上がっていたのはそれか。地方に会社を移すの増えそう。なるほど、地方活性化。でも同じ労働しているのに仕事している場所によって賃金が違うのは差別でないか?物価が違うとはいえ。

でもよくよく考えたら、同一労働同一賃金を字義通りに捉えたら地域によって最低賃金が異なるのはおかしくなる。「同一労働同一賃金」なのだから。

今後の流れとしては正社員撤廃になるのかな。アメリカみたいな競争社会になったら、健康保険とか年金払わなくなる人増えるから票を持っている高齢者の反発すごいんでないか?
まあ、政治家は正社員撤廃などという未来のことは考えてないんだろうな。今の高齢者から支持を受ければいい。引退した高齢者にとって、現役世代の待遇の変化なんてどうでもいいから、大した反発も受けないだろう。

同一労働同一賃金は「雇用の流動化」が目的の一つと言う人もいるけど、椅子の数が減ったらもっとしがみつくのでは?まあ、確かに上に書いたアルバイトと同じような単純作業している正社員の雇用の流動化は進むが、上の方でしがみついている人はもっとしがみつこうと思うよね、普通。

なんなんだろうね、世界的流れを汲み取った単なるその場しのぎな政策なんだろうか。あまり先のことは考えてないのかな。理屈上の延長線上では正社員撤廃だが、そこまでやる気はないみたいだし。

まあ、IT従事者の端くれの端くれとしてアルバイトの賃金が増えるから機械化しようという流れは確実にもっと進むだろうし、朗報と考えることにしよう。同じくらいに僕の仕事も機械化される心配もしよう(苦笑)。

 

※1 はい、アルバイトが単純労働ばかりでないのは知ってます。

ブラウジングの日々

11月から新しい会社で新しい現場にいるわけだが、11月から12月にかけてはまだ仕事があるので良かった。
ただ、先週くらいから徐々に仕事がなくなっていき、今では会社でブラウジングしかやってない。
サーバー移行の仕事で、プログラムの中のSQLをDBの仕様に合わせて書き換える仕事なんだけど、先月いっぱいでほぼその作業は終わって、今月の初めは修正の残りを修正する作業をやって、それも終わって、今はやることがない。
ほんとは次に修正したプログラムの実行結果に不具合がないか確認する作業があるのだけど、実行するのに準備が必要みたいで(?)
、現場の人がまだその作業を終えていないため、実行できない。先週の終わりから10日くらいの待ち時間が発生している。
で、何をやっているかと言うと、前述の通りブラウジング。前の現場と違って、後ろに席があるので派手目な広告のあるサイトは閲覧できない。
また前の現場と違ってネット閲覧にいろんな制限がかかるため、求人サイトや広告と判断されるものは見られない。
その中でよく見ていたブログを紹介していきたい。

https://yoshinorin.net/

頑張っているな、俺もがんばろと感じる。
とりあえず、今読んでいるLaravelの本を読み終みながら、PHPだけで作成したつぶやきサイトをLaravelの上に乗っけるのと、
Laravelでブログサイトを作って、ここのブログを移行できないか検討する。年末年始もどうせやることないのだからPHPでやれることはやる。JAVAVB.NETPHPを触ってきたが、PHPが一番理解できた。ウェブ向けに作られた言語だけあって、CRUDが簡単にできる。
でも簡単なだけあって、単価は低いらしい。なんでなんだろうな、同じことを簡単に実現できるのなら簡単なほうがよくないか、と思うのだが。

 

はい、仕事なくならないように、スキルつけます。