月刊ニヒリスト

ニヒリストが日々あったことを綴るブログです。

脱出ゲームに初参加

男三人で脱出ゲームに参加してきた。結論から言うとかなり楽しかった。

ストーリーはあるにはあるが、たいして重要じゃない感じだった。いちおうホームページに書かれているであろう内容を書くと、失踪した天才科学者の家に潜入して、科学者がどこに行ったかを推理するという内容。推理する過程(というか、ゴール)で家から脱出する必要があるから脱出ゲームという名がついている。

それで男三人が手分けして、部屋においてあるものを片っ端から調べて、部屋を脱出するためのキーワードを探す。謎をばらしてはいけないので、一つ例だけ言うと、部屋にあるものを、表をもとに特定の順番に並べて置くと、キーワードが浮かんでくる、みたいな感じの謎だった。連想ゲームやダジャレのような、納得の行かない種類の謎ではなく、パズルのような答えがはっきり一つに絞れる謎だったので、納得感があり、サクサク軽快に進められた。謎の量もけっこう多くて、小キーワードを12個くらい集めて、ようやく次のステージに行ける大キーワードにたどり着ける。次のステージはそんなにボリュームなかったけど、12個くらいの謎を解かないといけないからみんなで手分けして、一人一謎くらいは常に取り掛かっていないと、制限時間以内にクリアできない。制限時間を超えると、途中退出になる。僕らの前にいた人たちは途中退出になっていた。

役割分担は大事だが、一人で考えて分からない場合は他の人が悩んでいる謎を解いて、全体の数を早めに減らしていくのが大事だと思った。僕以外の二人は無能で、多分僕一人で8/12くらいは解いた気がするけど、他のやつが解けない問題を僕がなんなく解いたり、稀ではあるが逆もしかりだったから、謎の種類によって向き不向きがあるので、自分がやっている謎がわからないときは他の人の謎を解きに行くのが吉だと思う。
でも、ゲームが始まる前の説明の時に、全員謎解きは初めてだと伝えていたから、ゲームのサポーターがけっこう助言してくれた。その助言がなければ、たぶん制限時間以内にクリアはできなかった。


P.S

脱出ゲーム、謎解きにハマっている今だからこそ、VRだと思って検索してみたが、一つ有望なソフトが有るだけで他にはめぼしいソフトがなかった。しかも、そのソフトも高スペックのゲーミングPC必須なので僕の低スペではプレイできない。

2Dのゲームではたくさんありそうなのだが、2Dで部屋にある重要アイテムを、ひたすら歩き回って探すのは想像しただけで苦痛なのでやりたくない。やはりこういうのこそ、3Dな気がする。


三十を超えた男三人が(土曜日に)必死になって、謎を解いている様子を二十歳前後の女の子に見られているのが滑稽だなとゲーム中にちょっと思った。しかし来てくれた二人に感謝。前から興味あったけど、誘える相手がいなかった。